山田町総合計画(第9次長期計画)後期基本計画を策定しました
総合計画策定の趣旨
本町では、平成28(2016)年度から令和7(2025)年度までを期間とする「山田町総合計画(第9次長期計画)」及び平成28(2016)年度から令和2(2020)年度までを期間とする前期基本計画を策定し、まちづくりの目標として掲げた『個性豊かに ひとが輝き まちが潤う 山田町』の実現に向け、町民の皆さんとともにまちづくりを進めてきました。
特にも、東日本大震災からの復旧・復興に関する施策・事業は「山田町復興計画」に基づき最優先で取り組み、被災者の再建場所となる高台団地や災害復興公営住宅、地域間を結ぶ連絡道路などのハード整備は復興計画期間内で完了を迎えることができました。
この間、本町を取り巻く社会環境は、少子高齢化・人口減少の急速な進行、公共施設の老朽化、環境問題の深刻化など大きく変化しています。
また、地方分権の進展により、自治体の自由度と責任が拡大されていくなかで、本町のまちづくりを総合的かつ計画的に進めていくためには、町民と行政との協働による取り組みの重要性が、今まで以上に高まっています。
本計画は、将来にわたって持続可能なまちづくりを進め、復興を遂げたまちが、未来を担う子どもたちへ希望とともに引き継がれるよう、すべての町民と共有できるまちづくりの指針となります。
総合計画の役割と性格
本計画は、山田町総合計画(第9次長期計画)の後期5年間における町政運営の基本指針として、各分野における施策を総合的に推進するためのまちづくりの「みちしるべ」となるものです。
さらに、本計画は、町の最上位の計画に位置付けられるものであり、限られた経営資源(人、物、財源、情報等)の有効活用を図る観点から、各分野の施策推進の総合性、計画性、実行性を確保・調整する役割を担います。
このため、本計画では、本町の地域資源を最大限に活用するとともに、戦略的・重点的に施策を展開することを目指します。