山田町防犯協会、山田町防犯隊について
山田町防犯協会及び山田町防犯隊は、犯罪の無い安全で安心なまちづくり推進のため活動しています。
成り立ち
昭和45年の岩手国体を翌年に控え、岩手県防犯協会連合会において、「防犯隊組織体制の充実強化と活動促進」を図ることが決定され、市町村単位に防犯隊の設置が推進されました。
本町においては、昭和45年8月1日、山田町防犯協会が設立され、その後、その下部組織として、昭和54年5月に、消防団から独立して山田町防犯隊が編成されました。
組織
防犯協会は、会長、副会長、支部長、理事及び監事の計15名で構成され、地区の支部長を中心に活動しています。
防犯隊は、隊長、副隊長、班長、隊員で構成され、現在13名が活動しています。事務局は、町民課地域安全係です。
防犯協会の目的
本会は、犯罪の無い社会を理想として、防犯思想を普及高揚し、各種犯罪の防止並びに犯罪の予防及び捜査に協力し、民警一体の下に防犯の実を挙げ、郷土を犯罪から防護することをもって目的としています。
実施事業
・防犯対策の調査研究
・防犯意識の普及啓発
・防犯施設の整備及び防犯団体との協力援助
・防犯功績者の表彰
・犯罪の予防及び検挙に対する協力
・青少年の非行防止及び健全育成のための活動
・暴力団及び暴力を排除する意識の高揚
・その他目的達成のため必要な事項
季節地域安全運動
日頃の犯罪への備えが地域に住むみなさんを守ります。地域安全運動にご協力ください。
・春の地域安全運動
4月15日~5月14日
・夏の地域安全運動
7月15日 ~8月25日
・全国地域安全運動
10月11日 ~10月20日
・年末年始地域安全運動
12月1日~1月7日
防犯活動等の実施
防犯隊によるパトロール
6班に分かれ、月3回、延べ18回、防犯車によるパトロールを行っています。
特殊詐欺被害防止広報活動
年金支給日に金融機関前にて、詐欺被害防止を呼び掛けるチラシ等の配付を行います。
飲酒運転撲滅啓発活動
町内の飲食店を巡回し、飲酒運転撲滅啓発用品を配布して、経営者並びに従業員や町民に対して飲酒運転防止を呼びかけます。
地域を守る拠点『民間交番』
民間交番とは、警察が設置する交番とは異なり、地域のボランティア団体等が地域安全活動を行うために設置する拠点施設です。
山田町では、平成31年3月18日「やまだ地域安全センター」として民間交番を開所し、山田町防犯協会が管理運営を行っています。
背景
東日本大震災により被災した宮古警察署山田交番が、山田町公共防災エリア(高台)に移設したことにより、中心市街地の治安を心配する声が地域住民からあがり、交番に代わる地域安全活動の拠点施設として設置し、山田町防犯協会が中心となり、管理及び運営を行うこととなりました。
設置目的
防犯パトロールや子どもの見守り活動、交通安全指導などの地域安全活動を行うための拠点として設置しました。また、活動拠点施設を設置することで、住民に安心感を与え、防犯等に対する住民の意識向上と安全・安心なまちづくりを推進することを目的としています。
設置場所
山田町中央町に位置し、中心市街地であり「山田の秋祭り」のお祭り広場等に利用される中央公園にも隣接しています。また、国道45号からも見えることから、国道を通行するドライバーへの交通安全に対する啓発にもつながっています。
民間交番前にて撮影
安全で安心できるまちづくりにあなたの力を!
20歳以上75歳未満の健康な町民を対象に、防犯隊員を随時募集しています。
お問い合わせは、町民課地域安全係(☎82-3111内線126)へお願いします。