あさり採捕(潮干狩り)の一般開放中止のお知らせ
山田湾内(織笠川河口を含む)におけるあさり採捕(潮干狩り)の一般開放の中止について
三陸やまだ漁業協同組合では、例年3月15日から6月30日まで山田湾内のあさり採捕(潮干狩り)を一般開放しておりましたが、近年続いている二枚貝の麻痺性貝毒量の数値上昇が、例年よりも早まっていることから、令和7年の一般開放は中止することとしましたのでお知らせします。
貝毒について
貝毒は、あさり等の二枚貝が毒素を持つプランクトンを餌として食べ、その毒を体内に蓄積させる現象です。毒化した貝を食べると中毒症状を引き起こすことがあり、とても危険です。貝毒には麻痺性や下痢性等の種類があります。貝毒は、時期により原因プランクトンがその海域から減っていくことで、貝自体の代謝によって徐々に無くなっていきますが、毒化した貝は、加熱や調理方法によって無毒化されることはありませんので、検査により安全が確認された場合でなければ採捕や出荷は認められないこととなっています。
一般の方のあさり採捕(潮干狩り)はできませんのでご注意ください。
毎年、山田湾内(特に織笠川河口)において潮干狩りを楽しみにされている皆様におかれましては、大変申し訳ございませんが、安全確保のため、一般の方のあさり採捕を禁止いたします。事情をご理解いただきご協力を賜りますようお願いします。