ハチの巣駆除について
ハチの巣駆除について
毎年、夏から秋はハチの巣作りが活発になる時期です。
巣が小さなうちは比較的簡単に駆除できますが、ハチの種類や巣の場所によっては大変危険が伴いますので、専門の駆除業者に依頼することをお勧めいたします。
町(役場)では、私有地にあるハチの巣の駆除は行っておりません。
防護服の貸出し
自ら駆除する場合は、防護服を無料で貸し出しています。
※数に限りがありますので、事前に電話で確認してください。
専門駆除業者について
駆除業者についてお心当たりがない場合は、町民課にお問い合わせください。
ハチに刺されないためのポイント
- 巣に刺激を与えない
ハチは自分に危険が迫ったときに攻撃してきます。むやみにハチや巣へ刺激を与えないようにしましょう。 - ハチを振り払わない
飛んできたハチを手で追い払うと反撃態勢に入り攻撃的になります。何もしない限り人間を襲うことはないので、飛び去るまでじっとしていることが大切です。 - 身に付けるものに気を付ける。
ハチは黒い色を認識することが得意で、香水や整髪料など匂いにも敏感です。できるだけ、こうしたものを身に付けないようにしましょう。 - 姿勢を低くする。
ハチが近寄ってきたら、姿勢を低くし、ゆっくりと巣から遠くへ逃げるのが安全です。
刺されてしまったら
万が一、スズメバチなどに刺されてしまったら、次を参考にしてください。
- その場から身を低くして離れる。
ハチが興奮すると攻撃する仲間が増えます。できる限りその場から離れましょう。 - 傷口を強くしぼりながら水で良く洗う。
アウトドアー用の吸い取り器具も売られています。口で吸うのは良くありません。口に傷があるとそこから毒が吸収されます。 - 傷口を水で冷やす。
毒の吸収を遅くすることができます。 - 抗ヒスタミン軟膏かステロイド軟膏を塗る。
アンモニアは効果がありません。
次の場合は、直ちに病院で治療を受けること(直ちに救急車などを利用する)
- 発疹、吐き気、呼吸困難などの症状が出た場合や数十分以内に症状が出た場合・目を刺された場合は緊急を要します。
- 以前にハチに刺され、発疹や吐き気などの症状が出たかたが、再度刺された場合はショック症状を起こす可能性があるため緊急を要します。
- たくさん刺されてしまったかた(首・頭・顔・心臓に近いところは特に注意)
以前にハチに刺された経験のあるかたは特に注意しなければなりません。
すぐに症状がでなくても以前に刺された経験のあるかたは医師の診察を受けましょう。なお、以前にハチに刺されて発疹や吐き気などの症状が出たことがある人は、周囲の人にそのことを話しておきましょう。
ミツバチに刺されたら
日本にいるミツバチはおとなしく、人を刺すことは滅多にありませんが、一匹でもミツバチに刺された場合は、被害がさほどでなくても巣からできるだけ早く離れてください。
ミツバチは刺すと針がとれてしまい、興奮物質が周りに広がります。その興奮物質によって他のミツバチから攻撃されることがありますので注意をしてください。
安全なところまで来たら、針を抜き、流水で良く洗いながら毒をしぼり出し、興奮物質をできるだけ取り除きます。